天王寺ほうじょうは国内初の展示型店舗として、2021年1月に15年目を迎えました。お墓やお仏壇の有無に拘わらず、多くのお客様にご支持いただきご相談を承って参りました。手元供養は大切な故人からの最後の贈物であるご遺骨を身近に置いて供養するという最近のライフスタイルにマッチした供養方法です。手元供養は悲嘆(グリーフ)回復のお手伝いができます。 | ブログ

 

マネージャーブログ

ご遺骨をグラス球体に納めたエターナルパウダー

不純物を取り除いた焼骨をパウダー加工してグラス球体に納めたオブジェです。
今回のお客様は直径12センチ球体に、より多く納めたいとのご希望で標準900グラムのところを1,100グラム弱納めました。エターナルパウダーには5種類の球体サイズがありますので、30グラムサイズから900グラムサイズまで大きさを選んでいただけます。

お骨のお話
お骨の主成分は主にリン酸カルシュウムとタンパク質コラーゲンから形成されています。
お骨の量は男性、女性ともに概ね体重の約15%程と言われています。
例えば体重70キロの男性の骨量は約10.5キロ、50キロの女性では約7.5キロとなります。
また、火葬して焼骨になりますと体重の約3.5%となりますので、男性の焼骨量は約2.7キロ、女性では約1.8キロの焼骨が残ることになります。
弊社では長年、粉骨パウダー加工のご依頼を賜っていますが、概ね焼骨の量の数値は合っていると思います。
一概には言えませんが、火葬後の収骨で地域文化の特徴があり、関東以北では全骨収集、関西以西は部分拾骨文化がありますので、骨壷の大きさも4寸~8寸と異なっています。
部分拾骨の斎場では残されたご遺骨は斎場でお祀りをしているようです。
最近では大阪のお骨佛で有名な一心寺さんでは3寸以下の骨壷以外は納骨ができなくなりました。
2022.05.16

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